ちょっと詳しい 打ち身について
「バレーボールをしていて、急にふくらはぎに痛みを感じて、普通に歩けなくなってしまったのですが…」
「ひったくりに遭った際、左手の鞄を放さずバイクに十数メートル引きずられ、左腕が肩から上に挙がらなくなったのですが…」
筋肉のトラブルで代表的なのが肉離れ(挫傷)と打ち身(打撲)です。
肉離れと打ち身、この2つを簡単に分類すると、
- 肉離れ 直接何かに当たってもいないのに筋肉を痛めたもの
- 例えば
- 「バレーボールをしていて、急にふくらはぎに痛みを感じて、普通に歩けなくなってしまったのですが…」
- ボールが直接ふくらはぎに当たって痛めたわけではない。
- 「ひったくりに遭った際、左手の鞄を放さずバイクに十数メートル引きずられ、左腕が肩から上に挙がらなくなったのですが…」
- 左腕を直接たたかれて痛めたわけではない。
- 打ち身 直接何かに当たって筋肉を痛めたもの
- 例えば
- 「階段で転んで、すねを強打して2週間経つけれど痛みが引かず、打ったところが凹んでいて、まわりがぽっこりふくらんだまま固まっている気がするのですが…」
- すねを直接階段でぶつけて痛めている。
- 「3週間以上前にプールでウォーキング中に、平泳ぎしている人の足が左後ろ腰辺りに当たったのですが、今もヒリヒリとしたような痛みが引かないのですが…」
- 腰を直接蹴られて痛めている。
となります。
打ち身も肉離れの対処方法に準じますが、注意すべき点があります。
肉離れと打ち身の違い ~ 当たることでどうなっているのか
上で、肉離れと打ち身の違いは、直接何かに当たって筋肉を痛めることだと書きました。では直接何かに当たることで何がそんなに違ってくるんでしょうか?
当たることによって、筋肉がその下にある骨との間で押し付けられて、押し潰されたようになります。このため肉離れに比べて、痛みや腫れが強くなります。また、損傷される筋肉が肉離れよりも深い所まで及ぶことが多くなります。
打ち身の注意点
肉離れと同様に、打ち身も筋肉が損傷したことにより、内出血がおきます。そして打ち身の場合、筋肉の損傷が肉離れよりも激しいため、内出血も当然多くなります。ある程度の内出血は体内に吸収されますが、あまりにも多く内出血が生じた場合、吸収しきれない内出血が血腫といわれるものを形成し、この血腫が体内で吸収されずに、本来骨ができるはずのない箇所に骨を生じることがあります。(これを異所性骨化といいます。)
また、逃げ場のない多くの内出血のために、血行障害、神経障害を起こす場合もあります。打ち身の場所よりも末梢(例えばすねの打ち身の場合、足の指など。)の感じ方がいつもと違う、痺れる、動かせなくなってきた場合、直ちに医療機関へ行って下さい。
もしも、打ち身になった時の応急処置
打ち身の場合、特に内出血を最小限で抑えることが大事になります。
その場でできるのであればその場でRICE処置を行って下さい。RICE処置は早ければ早いにこしたことはありません。その場では無理な場合は帰宅後でも大丈夫です。このようにきちんとRICE処置ができていれば、その後に医療機関に行った際に褒めてもらえるはずです。私なら褒めます。
打ち身で腫れや痛みが強い時に、お風呂で長湯をするなど患部を温めることは厳禁です。
つつじ野接骨院・鍼灸院では、インターネットからのご相談を24時間受け付けています。
打ち身に関するご相談、疑問点など、できるだけ個別に、的確にお答えいたします。
